椎間板ヘルニアになる~後編 (長文)
毎日が混沌としていた。
時間があれば息子と二人で
お出かけしてたのに
とうとう去年は1度も
お出かけできず。
ずっとやってたヨガも水泳もNG。
動けないので家中ちらかり放題。
やりっぱなし。
仕事、子育て、家事・・・
混沌とした状態で毎日がつづいてゆく。
しかし、そんなんで
荒れてるママを、パパも息子も
受け止めてくれた。
息子は、"神さま"っぽいもの
を見つけるとお祈りしてくれている。
神社でも、お月さまにも
仏壇のご先祖様にも
"ママの腰がよくなりますよーに"
息子の絵を見ると、元気に
なれると伝えたことがあった。
以来、ママの腰のためにと
たくさん絵を描いてくれている。
おでかけできなくてごめんね、という
私の言葉に対して息子から
『ごめんねしなくてもいーんだよ』
パパからはやさしい言葉すら無いが
謝る私に「謝る必要はない」とだけ
言ってくれた。
元気だけがとりえだと思っていた
のに、突然のギックリから生活一転。
何があるかわからないなぁと
つくづく感じた。
息子は今でも、なんでママの腰
なおらないのーって悲しい顔
して言っている。
まだ5歳だというのに、
他人の痛みをどうしてここまで
考えることができるのかって
こちらが心配になるくらい。
・・・というか、息子の前では
辛い顔を見せないようにしなくちゃ
いけないんだけどね。
痛いのは辛いし、原因は
おそらく自分にあるから悔しいけど
この痛みのおかげで、周りの人の
優しさを知ることができたんだよ、
と息子に伝えた。
信頼できる鍼の先生にも出逢えた。
本当にいつもありがとうございます。
息子、先生だいすき💛
健康は1番大事!
というわけではないけど
健康を失うと全て失う
と先生がおっしゃっていた。
よくある格言のように思えるが
今ではジワジワと心に響く。
くらい話をナガナガとごめんなさい。
何が伝えたいのかというと
自分のからだの不調には
きちんと向き合う!ということ。
やっぱ健康がいちばん大事!なのだ。
私が言えた義理ではないけれど。
それから、特に
お仕事がデスクワークの方、
長時間、同じ姿勢(特に座位)をとる方、
くれぐれも腰を大切に!
現在、私の症状はまぁまぁ落ち着いており
日常生活を普通に送ることができている。
渦中にあっては、このような話
悔しくて悲しくてできないのだ。
だから今は、心配ご無用である。
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2本の足で立っていることに
力強さと幸福を感じる。
今までは、立っているのも困難で
何かにもたれかかっていたのだ。
ふにゃっとしてしまい、
自分の中に芯が通っていない感覚。
ただ立っているだけで
こんなに嬉しいなんて、
生まれて初めての感覚。
『そうでない』状態に置かれてみないと
『そうである』状態のありがたさを
なかなか感じられないものだ。
だってずっと当たり前だったから
大げさかもしれないけど、
今、人間の基本的な機能を心から
ありがたいと感じている。
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最後まで読んでいただき
お疲れ様でした。
ありがとうございました。