一人でおふろ
昨夜、息子(カケルと申します)
はじめて一人でお風呂に入りました。
今までも部分的には一人で
後から合流したりはしていたのですが。
"今日はひとりでおふろにはいる!"宣言に
私は内心"やったー!その間に片づけできる♪
後でゆっくり一人でお風呂に入れる♪"って考えていたのに
実際はそわそわして何度か洗面室に行き。
一連の"しごと"が終わったであろう頃
特別にちっちゃいジュースを差し入れました。
いつもはおもちゃでにぎやかに遊ぶのに
ゆっくり静かに湯船につかっている様子。
まさに"しごと"をやり終えた表情で。
顔を洗うのはいつも難関でしたが
さっきまでついていた鼻水の跡(拭いてやれ)も
キレイになってぴかぴかの笑顔が輝いていました。
後頭部にも洗い残しはないみたいだし
今日は頑張ったんだなぁというのが見て取れました。
体をバスタオルでくるみながらギュッとして
本音を打ち明けてみました。
『ひとりでできちゃったねー。かっこいーねー。
でも、お母さん、ちょっとさみしくなっちゃったなぁ。』
すると息子は待っていました、という表情で
『カケもね、途中でお母さん呼ぼうとしたよ。
明日からはやっぱお母さんと一緒にお風呂はいる。』
*****
赤ちゃんの頃は何かと
"はじめての~"と言って記念日にしていました。
そんな息子も、もう5歳男児。
ひとりでできることがどんどん増えて
簡単ではないことにも頑張って挑戦しています。
彼の日常の中にはきっと
私の知らない、あるいは見落としている
たくさんの"初めて"があるんだろうなぁ。
成長をうれしく思うのと、
親離れをさみしく思うのとはんぶんはんぶん。
日々、ちゃんとみててあげなくちゃなぁ。
息子の就寝後、湯船にてそんなことを考えて
ちょっとほろっときましたね。